脂肪融解マシーンと脂肪吸引の違い

脂肪融解マシーンと脂肪吸引の違いについて

 

ダイエットの取り組みは、人によって方法が違います。食事制限や日々の運動を自分に課すことで、体重を落とそうと努力している人もいれば、美容整形クリニックに通い、脂肪吸引などの施術を受ける人もいます。また、クリニックやエステに通い、脂肪融解マシーンを活用してダイエットに取り組む人もいることでしょう。

 

それぞれのダイエット法には異なる特徴やメリットがあります。どういったダイエットを実現したいかによって、その選択肢は変わってきます。ここでは、クリニックやエステで取り組める脂肪融解マシーンと、美容整形の施術による脂肪吸引の違いについてご説明します。

 

 

即効性の高さがポイントの脂肪融解マシーンとは?

 

脂肪融解マシーンは、痩身エステの種類のひとつ。超音波を使うものやラジオ波を使うもの、冷却式のものなど種類はさまざまです。体の気になる部分の皮下脂肪へ照射することで、細胞を乳化させ破壊するのが、脂肪融解マシーンの一般的な仕組みです。破壊した脂肪をリンパの流れによって、体外への排出を促して行きます。

 

脂肪融解マシーンの種類のひとつ、キャビテーションでは、脂肪やセルライトに超音波を照射し、振動によって脂肪細胞を乳化させ、体外へと排出させます。

キャビテーションが持つ特徴は、脂肪細胞の分解とリバウンドしにくいダイエットの取り組みである点。脂肪細胞を破壊するトリートメントにより、ダイレクトに脂肪をなくすことが可能です。脂肪を溜め込む細胞がなくなることで、リバウンドの心配がありません。

 

HIFUと呼ばれる高密度焦点式超音波を利用し、皮下脂肪だけにピンポイントで照射し、脂肪細胞を破壊するライポソニックスと呼ばれる痩身マシーンもあります。

HIFUを深さ1.3cmに焦点を合わせて照射することで、脂肪層に高温を発生させ、脂肪細胞を破壊。破壊された脂肪細胞は、白血球の1種である体内のマクロファージに取り込まれ、消化されながら2~3ヵ月かけて体外へと排出されていきます。

 

その他、シェアウェーブと呼ばれる特殊なエネルギーを脂肪細胞に照射することで、脂肪を破壊し、部分痩せを実現する、ウルトラアクセントなどの脂肪融解マシーンや、40.68MHzのラジオ波テクノロジーを使い、狙った部位を加熱することで、希望の部位のサイズダウンや肌の引き締めを行うサーモ・シェイプと呼ばれる脂肪融解マシーンも人気を集めています。

 

また、近ごろ美容整形クリニックで導入が急増しているのが、冷却式の脂肪融解マシーン。フリーズファットやクール・スカルプディングとも呼ばれる脂肪冷却では、皮下脂肪を4℃まで急速に冷却し、脂肪細胞を破壊。2~4ヵ月かけて代謝によって破壊した細胞を、体外へと自然排出させることで、脂肪を減らして行きます。一度の施術で、約20%の脂肪量を減らす効果が見込めるなど、人気が高まっている脂肪融解マシーンなのです。

 

脂肪融解マシーンは、脂肪細胞だけに照射できることから、神経や血管を傷つけない点がメリットです。また、脂肪融解マシーンの効果は高く、施術当日から約2週間後まで、じわじわとその効果が持続します。即効性が高く、1回の体験だけでも、その効果が実感できるほど。気軽な施術で、高い効果が期待できるのが、脂肪融解マシーンの特徴と言えるでしょう。

 

 

脂肪除去に確実な効果が期待できる脂肪吸引とは?

 

美容整形の施術の中でも、よく知られた施術のひとつ、脂肪吸引。

脂肪吸引は、カニューレと呼ばれる吸引管を使い、痩せたい部分の脂肪細胞を吸引することで、理想のボディラインへと整えていく痩身法です。

脂肪細胞そのものを吸引することで、その数自体を減少させます。その結果、ダイエットにつきものの、リバウンドの心配をする必要がなく、理想の痩身の取り組みを続けて行くことができます。

 

脂肪細胞とはそもそも、脂肪の合成や分解、蓄積を行う細胞。エネルギーを蓄積する役割を持っています。脂肪細胞が大きくなったり小さくなったりすることで、身体が太ったり痩せたりする仕組みとなっています。

 

脂肪細胞の施術では、太ってしまう原因である脂肪細胞の数を減少させます。その結果、脂肪吸引を受けた後は、脂肪がつきにくい身体になります。

また、ダイエットの後に起こるリバウンドでは、小さくした脂肪細胞が再び大きくなってしまうことで、体型が元通りになってしまいます。しかし、脂肪吸引の場合、脂肪細胞の数そのものを減少させますので、たとえ脂肪細胞が大きくなったとしても、リバウンドすることがありません。

 

脂肪吸引の施術では、まず、吸引部分のマーキングを行います。どの部位からどれくらい脂肪を吸引するかによって、仕上がりの美しさに違いが出ます。そのため、より美しく見える吸引を目指し、しっかりとマーキングを行います。

 

次に、局所麻酔もしくは全身麻酔を施します。血管収縮剤や止血剤をブレンドしたチューメント液を使用。吸引の際に血管に傷がつくのを軽減するためと、脂肪を柔らかくし、スムーズな吸引を実現するための処置となります。

 

脂肪の吸引は、カニューレと呼ばれる機器を使用します。血管や神経を傷つけないよう、できるだけ細いカニューレを使い施術。何重にもなっている脂肪層の浅い部分から深い部分まで、まんべんなく吸引していきます。

 

最終的には、カニューレの挿入口を縫合します。脂肪吸引では、皮膚や脂肪層への負担を最小限にした施術を行いますので、縫合跡もほとんど目立たない状態に仕上がります。

 

 

脂肪融解マシーンと脂肪吸引のどちらを選ぶか?

 

脂肪融解マシーンによる施術では、手術を行うこともなく、特に痛みを感じることもありません。もちろん、施術をしたその日のうちに帰宅することもできます。そういった点から、脂肪吸引のような手術を伴う施術を受けることに抵抗のある人にとっては、最適な施術と言えるでしょう。

 

しかし、脂肪融解マシーンの施術では、十分な痩身効果を得るためには、施術を何度か受ける必要があります。すぐに気になる脂肪を除去したいと考えている人にとっては、ある程度の時間を要してしまうことから、不向きな施術と言えるかも知れません。

高度な肥満に悩む人や、多くの量の脂肪を除去したいと考えている人にとっては、確実に脂肪が除去でき、多くの量の脂肪も吸引できる、脂肪吸引のような手術を伴う施術が適しています。

 

脂肪吸引は脂肪細胞の数を減らしますし、脂肪融解マシーンでも脂肪を融解するため、施術後、脂肪細胞は元に戻りません。どちらの施術もリバウンドを気にする必要がない施術となっていますので、一般的なダイエットでリバウンドの経験を持っている人でも、安心して取り組める痩身法と言えるでしょう。

 

また、安全性に優れている点や副作用がほとんど起きないという点、さらには、エステと併用しながら理想のボディラインを作っていけるという点から見ると、自分のペースで気楽にダイエットに取り組みたいと考えている人は、脂肪吸引よりも脂肪融解マシーンの施術を選択するほうが適していると言えるでしょう。

 

「今すぐにでも脂肪を除去したい」「とにかく確実に脂肪を除去したい」と考えている人は脂肪吸引を、無理してダイエットに取り組むのではなく、リラックスした気分でじっくりと理想の体型を作っていきたい人は脂肪融解マシーンを選択されることをオススメします。あなた自身が考えるダイエットの取り組みのスタイルに応じて、最適な施術を選ぶようにしましょう。

 

(ライター 常盤 英孝)

手術の口コミ体験談